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神吉八幡神社の歴史遺産

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▼神吉城主寄進の灯篭

本殿に向かって右側の灯篭は、加古川市内で最も古い名を持ち、神吉城主・神吉頼定により天正3年に建設された灯篭である。これは天正の紀年銘を施しているのは、寄進された元の灯篭が損傷し、新しいものに建て替えられた時に、最初の灯篭に記されていた年代を刻んだと推測される。

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▼神吉城主 神吉頼経の石碑

境内南側の石垣は、天文年間に神吉城主 神吉頼経が所築した石垣と伝えられています。現今の石垣は、平成28年に改修したものである。

石垣の中に大きな石があり、次のような文字が刻まれている。

    此石垣天文年中神吉城主

    中務少輔神吉頼経公之所築

    也恐後世失願主之名茲記之

【意味】 

この石垣は、天文の頃、神吉城主 中務少輔神吉頼経公が所築したものです。後世、そのことが失われるのを恐れて、ここにその名を記しておきます。

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▼神吉八幡神社 御神事絵図 (加古川市重要文化材)

神吉八幡神社所蔵の神事絵図は、江戸時代後期(1820年)の秋祭りの様子を描いた絵巻物である。縦約40センチ、長さ約9メートルもあり、色鮮やかに参加者の表情が生き生きと描かれている。妙見宮本社(神吉八幡神社)を出発した渡御行列は御旅神社に向かうが、その行列の参加者はおよそ300人とみられる。

 

巻末裏に「庚文政参辰菊月中旬写 奇泉斎春朏画」とあり制作年を知ることができる。

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